今ある雑誌の最新号をネットでパラパラと見ていたのだが、特集でこだわりの部屋というものをやっていた。
いくつか個性的なインテリアの写真があり、それはもうオシャレであり、独特であり、できればこんな部屋で過ごしてみたいものだと思うような写真ばかりであった。そんな中でも私は当然のように鏡を探している。しかしなぜだろう。鏡はない。ガラス（窓）はあれどカガミは無いのだ。写真を撮るときに撮影者や余計なものが映り込んでしまうからなのか。鏡はない。私の好きなテレビ番組「たてもの探訪」でもそうである。まず玄関から入っていく時に玄関に鏡がないのがほとんどだ。あったとしてもほぼ話題として触れられることはない。せめて一言だけでも声を掛けてほしいと。そんな姿見鏡の独り言である。